インスタグラムなりすましの手口と対処法|偽物の見分け方が分かる
インスタグラムなりすましは利用者にとって大きな問題です。詐欺でお金をだまし取られるだけでなく、自分のふりをした誰かが犯罪行為をして、その責任を負わされる危険性もあります。
そこで今回はインスタグラムなりすましの手口と対処方法について解説します。なりすましの全体像を把握しましょう。
被害に遭った場合の対処方法や予防策も取り上げるので、なりすましのリスクを下げられます。
また、相手がなりすましかどうか見抜く方法についても触れます。
他のSNSでも役に立つ知識なので、ぜひ確認してください。
インスタグラムなりすましの手口
インスタグラムなりすましとはインスタグラムにおいて、有名人や一般人などのふりをして嫌がらせや詐欺を行うことです。
ここでは、どのような方法を使って標的にしたアカウントになりすますのか確認しましょう。
なりすますために相手のアカウントを乗っ取ります。本物のアカウントを使って本人のふりをするため見破るのが難しく、アカウントの保有者が対処しないと被害が拡大する危険な手口です。
アカウントを乗っ取るにはIDとパスワードが必要ですが、犯人は次のような方法を使ってIDとパスワードを盗みます。
- フィッシング詐欺のように偽のサイトを作ってパスワードを入力させる
- 投稿内容からパスワードを予測する
- プログラムを使いパスワードとIDを自動生成させる
問題になっているのは偽サイトを作る手口です。メールで偽サイトに誘導してインスタグラムのIDとパスワードを入力させます。
アカウントの乗っ取りから、フォロワーに詐欺メールを送るまでをプログラムが行うケースもあり、この場合は犠牲者が急速に増えます。
標的のアカウントのプロフィールページや投稿などの内容を全てコピーしたアカウントを作り、なりすまします。
アカウント名も巧妙にオリジナルに似せるため、注意して見ないと偽アカウントだと気づきません。
普段から頻繁にチェックしているアカウントであれば、以前見た投稿が並んでいるので本物のアカウントだと思うでしょう。
標的のアカウントの投稿を保存して、偽のアカウントに同じ投稿をするスクリプトを作製することもできるため、そういったツールを知っていれば誰でも簡単にできるところが、この手口の怖いところです。
インスタグラムは知名度の高いSNSですが、利用していない人は少なくありません。そんな人の名前を使ってインスタグラムのアカウントを新たに作り、本人のふりをします。
この手口の怖いところはネットをあまり利用しない人は被害に気づけないところです。他のSNSを利用していればフォロワーから偽アカウントのことを教えてもらえます。
そういったフォローが期待できないと知らぬ間に自分の名前が詐欺などに悪用されるでしょう。
インスタグラムなりすましの事例
なりすまし被害の内容を詳しく知るために実際に起きたなりすまし事件を見ていきましょう。
なりすましをする犯人の目的や、具体的な被害の内容が分かります。
また、なりすましの標的になるアカウントの特徴も確認できるでしょう。
28歳の派遣社員の男が女性のアカウントばかりを乗っ取り、電話番号などの登録情報を書き換え、彼女たちになりすました事例です。
男は合計9人の女性のアカウントをだまし取り、50回以上も彼女たちの個人情報を書き換えたとして不正アクセス禁止法違反および電磁的記録不正作出罪などの容疑で男は逮捕されました。
男はさらに、彼女たちをフォローしていた友人知人からも個人情報を集めようとしたとされています。
動機は20代女性への嫉妬で、嫌がらせ目的だったと男は供述しています。
20代男性のAさんは脅迫メールを女性に送った容疑で身柄を拘束されます。
被害を訴えた女性はAさんのインスタグラムのアカウントから、わいせつな画像や脅迫めいたメッセージを送られたと主張しますが、Aさんには全く覚えがありません。
警察は個人特定に使われることが多いIPアドレスを根拠にAさんを再逮捕し、42日間もの長期に渡り拘留します。
その後、問題のインスタグラムのアカウントがAさんの住所とは別のIPアドレスから作られたことが分かり、Aさんは釈放されました。
埼玉県の女子高生FさんはSNSで自分の名前と写真を無断で使用し作られた、偽のアカウントがあることに気づきます。
偽のアカウントは彼女のふりをして不特定多数の男性に対し不適切な関係を迫るなど、彼女の名誉を著しく傷つける行為を続けていました。
大きなストレスを感じたFさんは警察に相談。その後、陸上自衛隊に所属する24歳の男がFさんになりすましていたことが発覚し、名誉棄損の疑いで逮捕されます。
男はFさんに対して個人的な恨みがあり、それを晴らすためになりすましをしたとされています。
福岡県宗像市はインスタグラムにおいて、市の公式アカウントを装い詐欺が行われていることを確認します。
偽アカウントは博多もつ鍋キャンペーンを開催しているとメールでフォロワーに通知し、クレジットカード番号をはじめとする個人情報を詐取していました。
市は既にインスタグラムで公式アカウントを作成しており、アカウント名は@munakata_hugでした。一方、なりすましのアカウント名は@munakata.hugで、わずか1文字しか違いません。
さらにプロフィールページや投稿の内容は全てコピーされていました。
公式でも同時期にもつ鍋キャンペーンを実施しており、タイミングを合わせて行った悪質な犯行だと考えられます。
幸い被害は報告されていません。
インスタグラムなりすましの対処法
インスタグラムなりすましの被害を受けた場合の対処法について解説します。
自分のなりすましがインスタグラムにいると知った後に、何をすべきかが分かります。
なりすましは二次被害が拡大しやすいため、確認次第すぐに行動することが大切です。
なりすましを確認したら、すぐさまインスタグラムの運営に連絡して偽アカウントの停止や投稿の削除をお願いしましょう。
運営に連絡する方法はWEB版とアプリ版で異なります。利用しているバージョンの連絡方法を覚えておくことをおすすめします。
■アプリ版の連絡方法
- 偽アカウントのプロフィール画面に移動する
- 右上のメニューボタンを押して表示されるメニューから「報告する」を選ぶ
- 表示されたメニューから「このアカウント全体」を選ぶ
- 次に「このアカウントについての報告内容」→「他の人になりすましている」の順に選ぶ
- 「誰になりすましていますか?」と質問されるので、一覧から「自分」を選ぶ
WEBブラウザから連絡する場合の手順は次のとおりです。
■WEB版の連絡方法
- ブラウザで(https://www.instagram.com/hacked/)を開く
- 「誰かが自分の名前、写真または情報を使って新規アカウントを作成した」を選び、「次へ」を押す
- なりすましの内容を選択するページが表示されるので、自分のケースに一番近いものを選んで「送信」ボタンを押す
アカウントが乗っ取られていない場合は、フォロワーに自分のなりすましがいることを伝えてください。
なりすまし犯はフォロワーにコンタクトし、怪しい商品を売りつけようとしたり、架空請求をしてくる危険性があります。
被害が拡大するまえに、注意喚起をしましょう。
フォロワーに自分が金品をリクエストしたり、商品やサービスを販売しないことも伝えてください。お金をだまし取られるとフォロワーから対処が遅いと非難されることもあります。
なりすまし犯を厳格に処罰してもらい、または損害賠償請求をして被害回復を図りたい場合は弁護士に依頼しましょう。
なりすまし行為を罰することはできませんが、違法行為があれば処罰の対象になります。
弁護士に被害回復をお願いする場合と、刑事告訴を依頼するケースに分けて対処法を解説します。
被害回復を図る場合は、損害賠償請求を行います。訴訟を起こすか、裁判所で相手と調停を行うことになるため、まずは弁護士に相談しましょう。
裁判や調停で争うのは権利侵害があったかどうかです。なりすまし被害を回復するために裁判で追及する権利侵害には次のようなものがあります。
- 名誉侵害
- プライバシー権の侵害
- 肖像権の侵害
- 逸失利益(事業に悪影響が及び、利益を減らされた)
- アイデンティティ権の侵害
上記のいずれかの権利侵害が確認できるか、詳細な状況を弁護士に話して判断してもらいましょう。
権利侵害の証拠があり、権利侵害を立証できると弁護士が判断すれば被害回復に向けて動いてくれます。
刑事告訴を依頼する場合も弁護士に相談するところから始めましょう。刑事告訴をするためには警察に動いてもらう必要があり、それには犯罪行為の証拠が欠かせません。弁護士のアドバイスを聞きながら、有効な証拠を集めましょう。
警察が告訴状を受け取らない場合は、調査権限を持つ弁護士になりすまし犯の本名や住所を調べてもらいましょう。
警察の捜査の負担が軽くなるため、動いてくれる可能性が高まります。
弁護士のサポートを受けながら告訴状を提出し、捜査が始まるのを待ってください。
インスタグラムなりすましを見分ける方法
普段から芸能人やインフルエンサーなどの有名人をインスタグラムで探してフォローしているなら、なりすましの見分け方は覚えておくべきです。
なりすましを間違ってフォローすると様々な詐欺被害にさらされたり、次のなりすましの標的になる危険性があります。
これからなりすましを見分ける方法を6つ解説するので、自衛のためにも覚えておきましょう。
なりすましアカウントは正規のアカウントとよく似た名前(ユーザー名)を使います。
本物と見分けがつかないような名前にするため、正規のアカウントと並べても一目で区別できないでしょう。
見分けるポイントは次の4つです。
- アンダーバーの数
- アルファベットのオー(O)と数字の零(0)
- アルファベットのゼット(Z)と数字の二(2)
- アルファベットのアイ(I)と数字の一(1)
- ふたつのV(VV)とダブリュー(W)
とくに注意したいのはアンダーバーの数で、見落としやすいので気をつけてください。
なりすまし犯は正規のアカウントの完全コピーを目指します。よくコピーされるのはプロフィールページと投稿の内容です。丸々コピーされるので投稿内容だけ見るとオリジナルと違いが分かりません。
もし投稿にタグが付いていたなら、タグをたどって同じ内容の投稿がされていないか確認しましょう。
同じ投稿が見つかったら、投稿日時を確認してください。投稿日時が早いほうが正規のアカウントです。念のためにアカウント名も比較してください。
よく似た名前が付けられているはずです。
フォロワーを何万人と抱えている芸能人や有名インフルエンサーからDM(ダイレクトメッセージ)が送られてきたら、なりすましを疑いましょう。
有名人はフォロワーや一般会員にDMを送ることはありません。ファンがDMを送っても返信しないのが一般的です。
DMを送ってくるのはなりすましだけです。DMのメッセージにURLが添えられて、そのURLをクリックするよう誘導していないか確認してください。
もしURL先のページを見るよう誘導しているなら、架空請求詐欺やセミナー詐欺といった犯罪行為を行っている可能性があるでしょう。
まともな使われ方をしていない偽アカウントは、いいねの数が少ないです。フォロワーとの交流が少なく、投稿もオリジナルのコピーであるため、いいねがもらえません。
投稿が数多くされている場合は必ずいいねの数も確認してください。定期的に投稿していれば人の目に止まって、いいねをもらえる回数が増えますが、1度に大量の投稿をするなりすましでは、投稿数に対していいねが極端に少ないです。
また、知名度の高い人の投稿には数多くのいいねが付きます。たとえそれが初投稿であってもです。いいねの数はなりすましを見分ける指標になるでしょう。
なりすましは長期間アカウントを維持することができないためフォロワーが少ない傾向があります。有名人にもかかわらずフォロワー数が1000にも達していないようなら警戒すべきです。
しかし、フォロワー数は不正に増やせるため鵜呑みにするのは危険です。1フォロワーあたり1円~50円で販売しているサイトが複数存在しています。
フォロワー数だけでなく、誤魔化しが難しいエンゲージメント率なども参考にしてください。
ストーリーは投稿から24時間で消えてしまうコンテンツなので、よく似た名前のアカウントがある場合に、どちらが本物か判断するのに役立ちます。
ストーリーはリアルタイム性が重視されているため、投稿するとアカウントのサムネの周りが赤く光ります。先に光りだしたほうが本物の可能性が高いです。
また、なりすましの投稿は後追いになるため、リアルタイム性に欠けた投稿になるでしょう。夜なのに昼間の投稿をしたり、ネタが古かったりなど、違和感のあるストーリーになります。
インスタグラムなりすましの加害者を特定する方法
なりすまし被害に遭った場合、加害者をなんとかして特定したいと思う時があります。なりすましをした相手に心当たりがある場合などは確かめたいと思うでしょう。
相手になりすましの証拠を見せることで、有利に調停できる可能性もあります。
これから加害者が誰か特定する方法を解説するので、被害に遭った際に相手と直接交渉したいと考えている人は参考にしてください。
加害者を特定するためには、まず最初に相手のIPアドレスを調べましょう。
IPアドレスとはインターネットにおける住所のようなもので、IPアドレスから個人の特定につながる情報を得られます。
IPアドレスを取得するためにはインスタグラムの運営会社に発信者情報開示請求を提出します。
しかし、個人情報が関係するため、簡単には情報を開示してくれない場合もあります。
そんな時は証拠の提示や適切な請求内容について詳しく知っている弁護士に手続きを依頼しましょう。
IPアドレスが分かったら、そのアドレスを利用しているプロバイダを調べます。
プロバイダ各社は利用できるIPアドレスが割り当てられているため、IPアドレスの番号が分かれば、加害者が利用しているプロバイダが特定できます。
IPアドレスからプロバイダを調べる方法は複数ありますが、JPRSが提供する「WHOISサービス(https://whois.jprs.jp/)」を利用するのが手軽です。
取得したIPアドレスを専用フォームに入力して検索ボタンを押せばプロバイダ情報が得られます。
ただし、自社の回線を他社にレンタルしているプロバイダもあるため、WHOISサービスが万能とは限りません。
プロバイダが特定できたら、なりすましを行った加害者の氏名と住所といった本人を特定できる情報を請求しましょう。
情報の開示は任意と法的なものの2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。
- 任意開示:法的強制力が無いため情報開示は会社側の判断に任せられる。
- 法的手続き:裁判所に発信者情報開示請求訴訟を提起する。
個人情報を保護する観点からか、プロバイダが任意開示に応じることは考えにくいため、弁護士に依頼して法的手続きを行います。
弁護士が訴訟を提起すると裁判が始まりますが、結果が出るまで6か月以上かかる場合もあります。
口頭弁論が複数回行われた後に判決が下され、請求が認められればプロバイダから加害者の情報を受け取れます。
プロバイダから加害者の疑いがある人物の氏名と住所を取得できても特定とは限りません。その人物が本当に加害者かどうか確かめる必要があります。
もし、その人物が事業者で、フリーWIFIを自身の店舗で提供しており、お客の1人が加害者だった場合は誰がなりすましたのか判別するのは難しいでしょう。
集合住宅でIPアドレスを共有している場合も同じように、加害者の特定は簡単ではありません。
最後まで警察や弁護士などの専門家に相談しながら、慎重に加害者を特定してください。
インスタグラムなりすましの対策方法
この項目では自分のアカウントをなりすまし被害から守る方法について解説します。
フォローしている有名人がなりすまし被害を受けて詐欺メールを送って来た場合、ネット詐欺に詳しい人なら難なく対処できます。しかし、知らないところで自分の偽物に好き勝手されたら対応するのは難しいでしょう。
厄介な自分に対するなりすましを防ぐためには次の3つのアプローチが有効です。
- インスタグラムのなりすまし予防サービスを利用する
- 普段から自分のなりすましアカウントがいないか調べる
- なりすましの難易度を上げる
なりすまし予防の基本は相手に「このアカウントになりすますのは面倒そうだな」と思わせることです。
なりすましを行う加害者が素人だと、ネットで調べたなりすまし方法を試してダメだった場合はあきらめることが多いです。
公式のなりすまし予防サービスを活用したり、相手が自分になりすますのを難しくすれば、偽アカウントを作られるリスクを下げられるでしょう。
それでは、それぞれのアプローチの具体的なやり方について見ていきましょう。
認証バッジとはインスタグラムが提供している本人であることを証明するマークのことです。
アカウントのサムネの周辺に表示されるので、認証バッジがあると誰でもすぐに本物だと分かります。
認証バッジを利用する手順をステップを追いながら解説しましょう。
■アプリ版の認証バッジの申請方法
- 画面右上のメニューから設定を選び、「認証リクエスト」をタップする
- 「氏名」の項目に本名を記入して「送信」をタップする
- 運転免許証などの本人確認書類を撮影した写真(画像)を送信する
申請が認められると審査が行われ、それに合格すると認証バッジが表示されるようになります。
エゴサーチとは自分のアカウント名でインターネットやSNSを検索して、評判などを確認することです。
エゴサーチは自分のアカウントだけでなく、名前が似ているアカウントも一緒に検索結果に表示してくれるので、なりすましアカウントを見つけるのに役立ちます。
必ず複数のプラットフォームでエゴサーチしてください。
インスタグラムのエゴサーチで見つからなくても、グーグルや他のSNSのエゴサーチで検索した結果に、なりすましアカウントが表示される場合があります。
直接的な予防効果はありませんが、なりすましを早期に見つけられるのは大きなメリットです。
なりすましを難しくするために、自分のアカウントとよく似た名前(ユーザーネーム)を予め取得しておきましょう。
インスタグラムは1人が複数のアカウントを作り運用することを認めているため、見分けがつきにくい名前を自分で確保しておけます。
アルファベットの「O」と数字の「0」など、区別がつきにくい文字を名前に含んでいる場合、その文字を使った名前のアカウントを作りましょう。
それでも偽のアカウントを作られる可能性はありますが、オリジナルとそっくりな名前は付けられないので、判別がしやすくなります。
インスタグラムなりすまし被害を弁護士に相談すべき理由
犯人の特定や違法行為の立証が難しいインスタグラムなりすましを解決するには、法律の専門知識と調査権を持つ弁護士の支援が欠かせません。
なりすましは個人的な問題に感じるため自分1人で解決したくなりますが、弁護士に依頼すれば数多くのメリットがあります。
その中から代表的なものを紹介しましょう。
現在の法律では、なりすまし自体を罰することはできません。
そのため被害を回復させるためには、なりすまし加害者の行いの中から違法性があるものを見つけ出し、裁判で立証する必要があります。
弁護士なら加害者の問題行動を特定し、どういった法的手段を用いれば被害回復が達成できるのか教えてくれます。
なりすまし被害を受けて困惑している状態で、解決策を模索するのは簡単ではありません。弁護士の冷静な判断力は頼もしく感じるでしょう。
また、示談交渉など、より簡易的な手法で解決できる場合には、お金や時間のかからない対処法を提案してくれるところも助かります。
なりすまし問題の解決には様々な手続きが必要になります。警察に被害届や告訴状を提出したり、裁判を起こす場合は訴状が必要です。
経験の無い者が行えば手続きが上手くいかず、再提出になるリスクもあるでしょう。
手間のかかる手続きや書類作成は弁護士の先生にお願いするのがおすすめです。書類の提出や、各機関とのやり取りも全て弁護士が肩代わりしてくれます。
進歩状況も事あるごとに通知してくれるため、状況を確認しながら今後どう動くか判断できます。
SNSの詐欺を担当した経験が豊富な弁護士なら、なりすまし被害の回復を図る裁判に慣れているため、手続きを迅速に進めてくれます。
素人が見よう見まねでやるよりも短い時間で裁判結果を確認できるでしょう。
インスタグラムは3ヶ月が経過すると通信デートを破棄すると言われているので、スピード対応が重要です。データが破棄されてしまったら、加害者の犯罪行為を立証できるチャンスを失う危険性があります。
被害回復のためにすべきことを知り尽くしている弁護士に頼んで、1日も早い解決を目指しましょう。
まとめ:インスタグラムなりすましはネット詐欺に詳しい弁護士に頼りたい
インスタグラムなりすましは他人のふりをして、相手の名誉を傷つける行為をしたり、金銭を詐取する犯罪行為です。
手口はIDとパスワードを盗んでアカウントを乗っ取る悪質なタイプから、被害者のアカウントを丸々コピーする力技のものまであります。
なりすまし行為は法律に定めが無く、他の違法行為を裁判で追及することになるため、インターネット詐欺とITに精通した弁護士に相談しましょう。
相手の手口や違法行為に合わせて最適な解決法を提案してくれます。